大工原孝所長が大学セミナーハウス主催の学長懇談会で講演しました。

大工原孝所長は、2024年11月15日から11月16日に公益財団法人大学セミナーハウスが主催した「出会いの丘学長懇談会2024」において、学生募集に焦点を当て大学職員の視点から講演しました。

講演テーマは、「大学経営の現状と課題~本音で語り本気で動く」。

大学にとってこの大きなテーマは、なにが問題で、どう解決してくか、学長達の「議論のための素材の提供」を試みつつ、「今までの大学とこれからの大学」についてフォーカスして講演しました。

具体的項目として、ウニベルシタス研究所・既刊のウニベルシタス研究所叢書の紹介と今後の出版予定、最近の文教行政や入学志願者動向、大学の特性、大学職員の特質とその活用・ブルシットジョブと情報中毒症の残存、変容してきた大学職員と大学行政管理学会の誕生、風土病と大学職員症候群からの脱出方法、私立大学の財務構造、学校法人会計基準の保守性、志願者の減少と連動している財務諸表、基本金組入前当年度収支差額と運用資産(金融資産)の経年変化、二極化する大学、地域アクセス権の確保、定員未充足と補助金等の減額、「何をどうしていくか」としての他人事から「自分事化へ」、教職学協働と「教育研究実施組織」への具体的展開、DX・AIの流れと事務組織、「3.5%ルール」と七つのアイデア・ヒント、「学習する組織」への展望等につき講演しました。

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